日記のダイアリーのログ

暇つぶしに推敲なしで書きなぐってます。

交易についての本を読んでいる話。カタンと実在した文明の軽い比較。

突然ですが、交易って聞いて思い出すことは何かありますか?

僕は交易といえば、貿易と何が違うのか分からないなあって思い出します。

 

まあ多分それは調べれば解決するんですが、せっかくなので謎を謎のままにしておきたいと思います。

 

さてなぜ交易の本を読んでいるかというと、カタンというゲームが関係しているんです。

カタンってなんだって人のためにカンタンに説明すると、耕したり他の国から資源をいただいたり(交易)して自分の街を発展させていくゲームです。ざっくりですが。

 

このゲームは氷河期が終わり、狩りでの生活から田んぼ耕し生活に変わっていく人類の歴史と似ています。というか、それを元にしたゲームです、多分。

 

そのゲームに最近ハマっており、それなら交易についての本を読んで、かつてどう人類が歩んできたのか知ってみたら、カタン、もっと楽しめるんじゃないかと。そう考えたわけです。

 

ただ、読み始めたはいいものの、生粋の理系でありまして、中学の社会は真面目にやっていたけど高校の世界史Aはこの上なく適当に過ごし、受験では倫理政経を選んでいたために昔の人の生活がまるでわかりません。

 

エーゲ海だとか、紅海だとか、そういう地名もさっぱろです。お恥ずかしながら地中海も最近知りました。22歳男性、今更感溢れる義務教育です。

 

その辺を調べながら本を読み進め、なるほど、これはカタンのこの部分に相当するんだとか思い、進めていたのです。

 

紀元前5000年から前2000年くらいまでは良かったんです。が、問題はここから。

紀元前323年?くらいだっけ。にアレクサンドリア大王が出てきました。出てくるなりギリシアや色々な国を制圧し、西ヨーロッパにギリシア文化が流れ込んだとの記述があります。

 

待てと。ついていけていないので待てと。

 

僕の読んでいる本ではそれらの世界史知識は当然のものとして語られています。

これが、例のあいつですよ、って書かれてるんですよ。

 

いや知らんと。

 

ってことで、交易の本を読んでいた僕ですが、堪らず世界史の教科書を購入。

読み進めるや否やアレクサンドリア大王様が出てきました。

 

世界史ではこのあたりから始まるんですね。なるほど例のと言われるわけだと納得しました。

 

というところまでしか読んでいないのでこの後も引き続き世界の発展について読んでいこうと思います。

 

今の所面白かったのが、

・銅が通貨になり、銀が通貨になり、金が通貨になるのが、メダルだなあと。

・乾燥地帯だからこそ川辺に人が集まり、都市ができたという話

・エーゲ文明は交易の拠点が狭かったために人が集まり国になったという話。

・狩猟から農耕になったのは誰かが気づいたからではなく、気候の変化によるものだということ。

 

です。当然だよって人も多数かと思いますが、今までの雑な知識がつながり僕は楽しく勉強できています。

文明が赤道近くに多いのもやっと納得です。暑いし乾燥してるのになんで?と思っていました。便利でないから発展する。今の時代と何も変わりませんね。

その点、不便なことを探せば皆に必要とされることが分かるのかなと思うのですが、すぐに現状に満足する僕には不満がありませんでした。せいぜい、お金が欲しいくらいでしょうか。

でも偽札を作るわけにはいかないですね。

 

と、まあ歴史なんて勉強するほど学部の勉強に余裕があるわけではないですが。

やる気になったらCBTの勉強もしたいなと思います。背水の陣タイプの人間なので、やる気が出るまではステイですね。

 

さて、ここからは記載されていたことではないので僕の適当な考えなのですが、インダス文明メソポタミア文明エジプト文明はかなり地理的に近い位置にあり、交易も盛んだったのではないかという記載がありますが、中国文明だけはかなり離れており、一番近いメソポタミア文明インダス文明でさえ運賃が天文学的な数字であったと書いてありました。ということは中国文明はあまり交易をしていなかったのでしょうか。この疑問を解決できる記載を見つけたらまた追伸という形で書こうと思います。

 

ちなみに最初に書いたカタンと文明のつながりですが、メソポタミア文明は農耕と羊毛こそ優れていたものの、木材や石、金属の類はまるで取れなかったとあります。つまり、メソポタミア文明大作戦(勝手に名付けました)でカタンで勝ち抜くためには木材と鉱石を外交に頼る必要があります。なので、羊毛と麦の取れる地域と港の2箇所に開拓地を置いて始めたパターンでしょう。ただ、取れなかったのは古代メソポタミアであると記載があり、そのうちエルガニ鉱山ができたよ!とも書いてあります。なので、3つ目の開拓地は鉱石の取れる場所を得たのでしょう。

 

これに対しエジプトは、かなりいい条件でゲームを始めています。多くの採石場があり、鉱山にも近く、農耕も問題なかった。木材だけは例外であったが、自前の海を使えば近く(フェニキア)から簡単に木材を手に入れられた、とあります。つまり、木材以外の4種が取れる場所に開拓地を設置し、木材は木材専用の港から得ていたと考えれば良いでしょう。エジプト文明スエズ運河を開通させ、地中海、紅海、ナイル川を繋げ、これらは貿易の中枢になったともありました。これはカタンには、、、ないですかね。オプションルールには通行料制度があった気がします。それに近いでしょうか。

 

そんなことを考えながら本を読んでいます。また、読み進められたら思い出しながら書き出そうと思います。ではまた。